RIO UMEZAWA Solo Exhibition 「靉響 — Veil of Resonance」開催のお知らせ

 

RIO UMEZAWA Solo Exhibition 「靉響 — Veil of Resonance」開催のお知らせ

このたび、地元・三重県松阪市のギャラリーMOSにて個展「靉響(あいきょう) — Veil of Resonance」を開催いたします。

「靉響」は、本展のために名付けた造語です。

「靉」は霞や気配を表す古い漢字であり、目には見えないものの存在や漂う空気を意味します。
「響」は音だけでなく、人の心に残る余韻や共鳴を表します。

私は三重県津市に生まれ、15歳で単身渡米。芸術高校、美術大学にて西洋美術を学び、

帰国後はFMラジオDJとして音楽や言葉の世界に携わりながら、制作活動を続けてきました。

約5年前、同じ三重県の伝統工芸である鈴鹿墨の色墨と出会い、その豊かな色彩と墨ならではの

滲みの美しさに魅了されました。

海外での生活や多様な文化との出会いを経た今、私が改めて惹かれているのは、日本人が古くから大切にしてきた

「余白」や「間」の感性です。

今回の展示では、鈴鹿墨の色墨に加え、伊勢和紙を使用した新作を発表いたします。

「鈴鹿墨」と「伊勢和紙」

ともに三重の風土の中で育まれてきた素材と向き合うことは、自身のルーツを見つめ直す時間でもありました。

私の作品は、いわゆる和風絵画ではありません。

西洋美術を学び、海外で暮らし、音楽と共に歩んできた一人の日本人として、自分の内側にある感覚や記憶を

現代の表現として探り続けています。

 

霞の向こうに漂う気配。
音が消えた後に残る余韻。
言葉にならない感情や記憶。

 

本展「靉響」が、皆さまそれぞれの心の中に静かな響きを残すことができましたら幸いです。


 

RIO UMEZAWA Solo Exhibition

靉響 — Veil of Resonance

会期
2026年7月23日(木)〜7月29日(水)

開場時間
10:00〜19:00
(最終日のみ16:00まで)

会場
ギャラリーMOS
三重県松阪市中町1870 松本紙店2階

入場無料

※作家は会期中、全日程終日在廊いたします。