RIO UMEZAWA solo exhibition[聲(声)の波 Waves of voices]

RIO UMEZAWA solo exhibition
[聲(声)の波 Waves of voices]

【期間】
2024年5月10日(金)〜5月19日(日)
12:00-19:00期間中は休廊日なし
最終日の19日のみ17:00まで
入場無料 
基本的に作家は毎日終日在廊しています

牧神画廊 BOKUSHIN Gallery
東京都中央区銀座7-13-22
磯部ビル2階
03-5148-5821
http://pierota.co.jp

■東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」A3出口より徒歩5分
■東京メトロ日比谷線「東銀座駅」A1出口より徒歩4分
■東京メトロ銀座線「新橋駅」1番出口より徒歩7分    

[個展タイトル「聲の波」について]

私は3歳から絵を習い始め、そのまま芸術高校、美術大学へと進み、ずっと絵を描くことだけを続けていくと思っていました。でも、ひょんなことから導かれ30年近く「声を使って喋って伝える」という仕事を続けさせて頂いています。
最近改めて、喋ること、コミュニケーションや伝えること、その伝える声も大切だなと感じることが増えてきました。
ただコミュニケーションという事において、相手に何かを伝える手段というのは様々あり、喋る以外にも歌や音楽があり、手話を使った目からの情報、文字情報、それこそ絵で伝えることも出来ます。

直接的な音声情報や言葉に限らず、心の中での思考や感情も声の旧字である「聲(しょう・せい・こえ)」にはそれらを表現することがあると知り、この聲から発せられる波(波動)を
今回はテーマにしました。
人に個性があるように声には声紋があり犯罪捜査に使われるほど、ほとんど同じ声紋を持ち合わせる人はいません。そんな個性を様々な色で表現し、声の波形をイメージして描きました。

「聲」は、「耳」と「殸」(けい)の会意文字。打楽器「殸」の形をあらわす文字と、木製の棒を手にしている意味をあらわす文字で、大昔の中国の石の打楽器「殸」とそれを打ち鳴らして耳に届く音である「こえ」から、そのまま言い表すようになりました。
言葉で伝えられなければ、音を鳴らし伝える。
音で届けられなければ、目からの情報で伝える。
それでも届かなければ手や体で伝える。
そこには全て波動が存在し、想いがあればどんな手段でも相手に伝えられること、私は続けていきたいです。